私の会社では、お盆休みというものはありません。
代わりに、合計3日間の夏季休暇を与えられ、7~9月の間の好きなタイミングで取得できる形が取られています。
仕事のスケジュールを考慮し、取りあえず問題ないであろう8月26日と8月27日に夏季休暇を取りましたが、特に何をするのか予定を立てておりませんでした。
取りあえず休みを入れただけですから・・・。
しかし、夏季休暇2日前、ぴんときました。
そうだ、旅行へ行こう
ということで、急遽宿探し。
宿を探す際に、まずは今回はどういった旅行にしようか話合いです。
急遽の旅行なので、安い宿にするのか、それともせっかくの休みなのでちょっと奮発するのか。
結果、熱海で温泉に入ろうと、しかも部屋に温泉かけ流しの露天風呂が付いている宿で満喫しようということになりました。
私たちは毎月旅行積立をしており、今回の旅行をしても後1回くらいは旅行に行けるだけの積立金が残ることがわかりましたのでちょっと奮発。
ということで、2日前ですけど予約しちゃいましょう。
良かった、宿取れました。
思うんですけど、現在静岡県では緊急事態宣言が発生しており、不要不急の外出を控えるように言われていますが、逆に安全なんですよね。
なぜなら、外出を控える人が少ないため人との接触機会が激減するためです。
何が何でも自粛が正しいか、というとそうでもなく、状況に応じた行動を取れば何も怖いことはありません。
というわけで、予約から2日後、旅行へ出発です。
チェックインの時間が15時のため、あまり早く出発してもよろしくないと思い、お昼にどこかへ寄ろうかということになりました。
11時過ぎに家を出発、寄ったところは「NEOPASA駿河湾沼津」。
下道を使ったにも関わらず、高速道路を利用したかのような気分を味わうためサービスエリアへ寄り道です。
平日の昼間だけあってあまり人はいませんね。
サラリーマンでしょうか、スーツを着たおじさまたちが見受けられます。
みなさんがお仕事中、私たちは旅行中、ちょっと優越感を覚えながらお昼です!
私はあるうどんメニューが目に入ってしまい、それがどうしても食べたくなってしまい他の物は眼中にありません。
「富士山盛りうどん」
なんと普通盛りの2.5倍あるとのことで、食べ応えありそうです。
何しろ私はうどんが好きですので、たらふくうどんが食べられるのは魅力以外の何物でもありませんでした。
やっぱりおいしいもんですな、うどんは。
つるつるして、コシもあって。
うどんを満喫していると、何やら目の前から視線を感じ始めました。
・・・・・・・・
なに・・・?
足りないから食べたい・・・
な~に~!?
やすべは普通盛りでしたが足りなかったようです。
なので少しだけ分けました。
後で請求しないと・・・。
そんな感じでお昼も食べ終わり、時間を確認しましたがまだ出発には早いようです。
一通りお土産等を見て時間をつぶし、ちょうど良い頃合いとなりましたので宿に向けて出発です。
自宅出発前に、信号や分岐点などを調べメモしてきたものを確認しながら、更に携帯のナビを利用しての移動のため備えはばっちりです。
と思ったのですが、やはりと言うか迷いました。
ここはどこでしょう。
大通りしか使わないはずでしたが、少しわき道をそれて沿道を通らなければ到着しない道の駅に着いてしまいました。
これは才能だ!
しかしちょうど良かった、道の駅で道順をしっかり確認しましょう。
現在地は、もともと通るはずだった大通りの近くでしたので正しい道順がわかりました。
それにしても、道の駅で道順の確認中、なにやら変なものが見えてしまいました。
正面からの写真しかありませんが、横から見たらまるでう○こ・・・。
いけない、こんな汚らしい言葉を使うとこの施設のイメージが悪くなってしまう。
めんたいパークとありますね、明太子工場なのでしょうか。
良くわかりませんが、私は明太子大好きですのでなんとなく気になります。
そんなう○こオブジェのあるめんたいパークを尻目に宿へGO!
山中をくねくね、宿への最後の急な坂道を登り切り到着です。
周りに自然が多く、駐車場の真ん中には大きな木が1本。
私は最近あまり聞いていませんでしたが、ミンミンゼミが鳴いていましたよ。
夏だなぁ・・・。
ということで、駐車場から数十メートル程離れた場所にある旅館に到着です。
本日の宿は「絶景掛け流しの宿 熱海月右衛門」です。
露天風呂付きの部屋があるのですが、源泉かけ流しだそうです。
こりゃ贅沢だ!
ということで、外観をチェックしてみましょう。
建物外観は和風の建物という感じではありませんね。
敷地入り口は旅館ですね。
建物正面玄関は両脇に大きな提灯があり、真ん中は大きな木の自動ドア、これも和っぽくていいですね!
チェックインを済ませ部屋に入ると、これまた驚きました。
広い!
思った以上に広く、快適に過ごせそうです。
部屋の奥に・・・
露天風呂だ!
露天風呂からの眺めも素晴らしいですね。
いやー、これですよ、これ。
部屋に露天風呂が付いているなんて贅沢じゃないですか!
こんな贅沢な部屋に泊まってみたかったんです。
部屋の探検だけで満足してしまいますよ。
チェックインから夕食までに3時間程ありますので、露天風呂に入りましょう。
でもこれ、見ようと思えば向かいから丸見えですよね。
まあでも気にしない!
露天風呂なんて解放感を味わうためにあるようなもの、全部さらけ出しましょう。
おっさんの裸何て誰も求めてないから見やしないでしょうし。
実際入ってみると、やはり最高です。
部屋から数歩の距離に露天風呂があり、それも平日の昼間から入ることができるなんて、なんと贅沢なひと時なんでしょう。
温泉に入ることを目的にきましたので、もう念願達成です。
今は夕食前の軽いひとっ風呂ですので、とりあえずこの辺にしましょう。
旅館と言ったら食事ですよね。
旅館と言ったら温泉だけでなく、食事も魅力の1つ、どんなものが出てくるのか楽しみです。
まあなんて豪華なのでしょう。
鴨のローストがあったんですけど、それがとてもおいしい。
鴨っておいしいんですね。
黒毛和牛のステーキがあったのですが、私はそういった牛肉が大の苦手。
だって脂っぽ過ぎるじゃないですか。
昔から脂が苦手で、気持ち悪くなってしまいます。
そんな黒毛和牛のステーキより、鴨のローストの方が程よい脂身で最高でした。
どれもおいしくて素晴らしかったです、ご馳走様でした。
ただ、1つだけ疑問がありまして。
サザエの土台として塩が使われていました。
あれはなんでですか?
安定させるための食器があればいいと思うのですが、塩だと都度形を整える必要があり、終われば捨てるだけですよね。
だから、あれはなんだろうと思いましたよ。
世の中不思議なことがまだまだありますなあ。
夕食後、お腹を少し休ませたら本旅行のメインイベント、露天風呂です。
夕食前には軽く入るだけでしたが、今回は長風呂をするつもりで入ります。
夜の景色を写真に撮ることはしませんでしたが、なんとその景色がどんなものか私にはわかりません。
普段眼鏡をかけているのですが、さすがにお風呂に入るときにははずします。
そうすると、何も見えないんですよね!
明かりがあるのはわかるのですが、ぼんやりとしているので何がなんだか・・・
まあ、景色は諦めるとして、夜の露天で入っているお風呂、その感覚を味わいます。
気持ちよすぎて最高ですね。
そんな気持ちの中お風呂から上がり、その後ぐっすりと就寝です。
おやすみなさい。
おはようございます。
前日の疲れもあってかぐっすり眠れ、朝は目覚め良く起床しました。
そして、朝風呂へ!
もう温泉ばかり入ってしまいました。
温泉を堪能する、これって旅館を最大限に満喫をしていますよね、なんて贅沢なんでしょう。
朝から温泉を満喫した後、朝食へ。
和朝食らしく良いですね。
特にアジの開きが最高でした。
焼き魚っておいしいですよね、私は刺身よりも焼き魚の方がすきですね。
味を濃く感じますし、香ばしさが加わるためよりおいしく感じるためです。
ていうか漬物もうめー。
普段私は朝食を食べていませんが、この日に限っては朝からがっつり食べてしまいました。
もう食えません・・・。
満腹になった状態ではさすがにお風呂に入ることは厳しかったので、チェックアウトの時間まではやすべとのんびりテレビを見ながら過ごし、時間が来たのでチェックアウトしました。
いやー、最高に良かったです。
さて、チェックアウトをして、その後どこに行こうかと話し合いをしました。
旅館までの道中、実は「オラッチェ王国」なるものが近くにあると知りました。
それを知ったとき、私はぜひとも行きたいと思ったのです。
なぜなら、私たちはオラッチェ牛乳を愛飲していたからです。
安い牛乳よりおいしいんですよ、オラッチェ牛乳、ちょっと高いけど。
愛飲していたはいいんですが、段々と見なくなっていき、終いにはまったく見かけなくなりました。
ただ、生産元がここにあるのなら売っているだろうと思い、オラッチェ王国に出発です。
牛乳もそうですけど、牧場のソフトクリームも食べたいですね。
牧場のソフトクリームもおいしいんですよね、濃いんですけど口に残らないすっきりさがある、不思議な感覚で。
到着して早々、売店に向かいました
が、牛乳がありません。
何かおかしい・・・そう思いやすべが調べたのですが、なんと生産終了していました。
なんてことでしょう!
まさかもう売っていなかっただなんて、本場に来てから知ることになるとはショックです。
仕方がないので動物触れ合いコーナーであるラビットスクエアにでも行こうかと思ったのですが、なんとこちらもやっていないではありませんか。
というか、売店しかやっていませんよ。
新型コロナ対策ということで、現在は売店しかオープンしていないのだとか。
ソフトクリームも売っていないじゃありませんか。
なんのために来たのでしょうか。
仕方がありませんので、お土産を買って帰ります。
とここで、他にも売店しかやっていないことを知らないお客さんたちがきて、一同私たちと同じようにびっくりしていました。
ただここで、そのお客さんとオラッチェ王国のスタッフの方が話しているのを聞きまして、ソフトクリームは道の駅で売っているのだとか。
しかも、その道の駅って前日に私たちが迷ってたどり着いた場所ですよ。
なんたる偶然、ソフトクリームのために道の駅に向かいましょう。
そう思ったのですが、現在時刻は10時30分、ソフトクリームを食べるとお昼が食べられなくなってしまうため、お昼を食べてからソフトクリームを食べようということになりました。
では、お昼はどこで食べようか・・・うん、あそこしかない。
う○こオブジェのある、めんたいパークだです。
行きの迷い中に見つけ、そして数日前にやすべがテレビで見たらしく、紹介されていた「めんたいおにぎり」と「めんたいフランス」を食べたいと思っていたらしいのです。
これは素晴らしい偶然、行くしかありませんね。
またここへ戻ってきたな
めんたいおにぎりとめんたいフランス食べる!
なんかキャラクターがいるけど、明太子の博士か?
変態博士?
それを言うなら明太博士じゃない?しかも正しくは「たらこん博士」だし
たらこん?・・・なにそれ
中はさすがに明太子だらけ、大量の明太子が売っていたり明太子の試食があったり工場見学ができたり、子供の好きそうなものまであります。
ボールコースターなるものがあり、ピタゴラスイッチのようにボールがレールに沿って転がっていくものですが、これ楽しいです。
結構な時間見入ってしまい、やすべに引っ張られて次へ向かうほどでしたね。
遊んだり見学をしているとお昼になったので、めんたいおにぎりとめんたいフランスを買いました。
しかし、ここで食べたのではありません。
食べた場所は「道の駅 伊豆ゲートウェイ函南」こちらも迷ってたどり着いた場所です。
ここではオラッチェ王国のソフトクリームを食べるための目的地の1つでしたが、めんたいパークの隣なんですね。
行きたい場所が2ヵ所隣あっているため都合が良いです。
道の駅ではベンチが数多くあったためそこでめんたいおにぎりを食べ、その後ソフトクリームを買いました。
ソフトクリームがこれまたうまい、やはり濃厚で、それでいてくどくないためぺろりでした。
ちなみに、めんたいフランスは家に帰ってからの夕食です。
ソフトクリームを食べながら駐車場に行き、車のエンジンをかけたとき、何やら声が聞こえてきました。
「すみません」
ん?
「すみませーん」
おお、こっちに向かって叫んでいる。
そうか、私は呼ばれているんだ。
どうやら、目的地があるらしいのですが、車のナビに設定をしたいけど地名が読めず設定ができないため困っているようでした。
確かにそのナビは少々使いにくく、設定に手間どいましたが、数十分格闘してなんとか完了。
そこからの道順もナビ通りに教えましたが、うーん、私も旅先なんで良くわからないんですよね。
とりあえずナビの通りに走って行き、国道1号に出ることができれば絶対に着きますよと教えたため、後は頑張ると言ってその方々は去ってゆきました。
なんとなく、就職活動中だったのかなと思いましたので、そうだとしたら無事目的地に着き、面接もうまくいってほしいと思いました。
去っていった方々の後から私たちも携帯のナビを使って帰路につきましたが、なんとこちらの道順でとても簡単に国道1号についてしまいました。
車のナビと携帯のナビと道順が違うのはどうしてですか、携帯のナビの方がバカだけど今回は簡単でしたし。
あの人たち本当に大丈夫かな、とても心配になりましたがどうすることもできないので、神に祈るばかりです。
そして、私たちはなんなく家に着きました。
今回は突発的な旅行で名所めぐり等何も考えてはいませんでしたが、それでもとても有意義な旅行でした。
何しろ、露天風呂が良かったです。
意味もなく3回も入ってしまいましたからね。
部屋にお風呂があり、これこそ本当の貸し切り風呂ですので、温泉に魅力を感じなかった私ですがこれは好きです。
そして何より、旅先で外国人に道を聞かれると言うアクシデントがありましたが、こういった思いがけないことが起きることは、実は嫌いではありません。
そう思いませんか?
こういうことって、絶対に記憶に残るじゃないですか。
過去を振り返ってあんなことがあったなあと思えれば、勝ったも同然ですよ。
そのように、今回の突発旅行は記憶に残ることばかりの内容でしたので、奮発して良かったです。
この旅行中からやすべと話をしていましたが、今度はどこに行こうかすでに考えています。
次の旅行も楽しければいいなと思い、締めさせてもらいます。
関係のない話ですが、もくじの出ない見出しを付けてみましたが、色が白というのが許せない。
何か色を変える方法はないのですかね、もう少し華のある記事にしたい・・・。
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